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『アイドルマスター シンデレラガールズ』第17話感想

アイマス アニメ

サマフェス舞浜LVに行ってきました。当初は「トークもあるよ!」みたいな話を聞いてちょっとどうなるのか予想が付かずにどきどきしていたのですが、いざ終わってみれば非常に楽しい公演でした。アニメの内容とリンクしていたのが良かったですね。あと三宅麻理恵さんがステージに立ってるのを初めて生(放送)で見れた。

 

 

そのさいに、次回のアニメは莉嘉とみりあと美嘉の話だよー、という予告、そして声優陣のお話を聞いてから期待していたのですが、今回も非常に良い回だったと思います。

 

 

今回は美嘉が路線変更を迫られていましたね。ギャルから大人の女性へのイメージチェンジが図られていました。美嘉の担当Pも常務には逆らえないのですね……。やはり武内Pは346の社員の中でも異色の人物なのかもしれません。まあ「邪魔はしないが支援もしない」というお墨付きをもらっているからというのもあります。

 

 

莉嘉は新番組『とときら学園』に出演する際、園児服を着させられることになってしまいます。大人に憧れる彼女にとっては屈辱的な出来事でしょう。

 

 

みりあはキャラソンCDでも言及されていた、妹の件で悩みを抱えています。母親が妹にかかりきりで、さみしさを感じている様子。

 

 

三人ともどこかこころにもやもやを抱えています。ただここで僕が一番感心したのは、莉嘉に関してでした。1期の様子から莉嘉はもうすこし(性格的に)幼いイメージがあったのですが、プロデューサーとの電話では自分の悩みについて黙っていたり、それでも家に帰って美嘉と話しているときやきらり達に心配されたときにはきちんと吐き出せるというような、切り替えがしっかりできる女の子になっていました。これはすごい進歩かなと。

 

 

対して美嘉は、そんな妹に厳しい言葉を投げつけてしまいます。好きな洋服が着たいだけならアイドルなんてやるな。たしかにこれは正論かもしれませんし、路線変更を迫られた美嘉にとっては自分を納得させるために必要な言葉だったのかもしれません。莉嘉に対して言った、というよりかは自分に対して言った言葉だったのでは。

 

 

この一件で城ヶ崎姉妹はお互いに気まずい空気になってしまいます。リハの際の様子を見て、莉嘉が悩みを抱えていることを察したきらりは莉嘉に話を聞きます。

 

 

その場に偶然居合わせた杏は「何を着たって自分は自分じゃん」と言いますが、この言葉が莉嘉を動かします。

 

 

一方そのころ、美嘉とみりあは悩みを抱える者同士でお出かけ。お互いの悩みを打ち明け、「お姉ちゃんってたいへんだよね」と一言。この後、みりあが美嘉を抱きしめ慰め、美嘉は涙をぽろぽろと零すというシーンがあるのですが、ここには少し違和感を感じてしまいました。いやシーンとしてはすごく良かったんだけど、みりあちゃんってそんなに大人だったか? と。もしこれがみりあちゃんなのだったら、今まで僕はみりあちゃんをもっと幼い人間だと見ていたということになります。それともみりあも莉嘉と同じように成長したということなのでしょうか。

 

 

その違和感があっても尚素敵なシーンだとは思いました。今までCPの先輩、みんなのお姉ちゃんだった美嘉の涙を描くのは結構大変なことだったはずですが、美嘉の魅力ってやっぱりそういうところにもあるんじゃないかなあと。完全無欠、カリスマ美少女JKモデルに見えて、あんがい簡単に素が出ちゃうこともある。そんな女の子。みんなの前で泣かせることはできない、じゃあ誰の前でなら緩んでしまうのかということを考えるとお互い姉同士のみりあがまさにその人としてふさわしい。

 

 

違和感があると書きましたが、美嘉も僕と同じようにみりあをもっと幼い存在として見ていたんじゃないでしょうか。ベンチに座っているみりあに声をかける時はあくまで「先輩」といった感じでしたが、最後にまた二人でベンチに座っているときは「おねえちゃん同士」という対等な関係になっていた美嘉でした。きっと彼女も驚いているはず。驚いて、ふと零してしまった。

 

 

さて、城ヶ崎姉妹、そしてみりあがそれぞれの答えを出し、話は終盤へ。どんな衣装を着せられても自分が自分らしくあること、それが一番大事だということに気が付いた莉嘉は、収録本番に姉を招待します。

 

 

本番では園児服を着つつも、いつもの自分の言葉で自己紹介をする莉嘉がそこにいました。その姿を見た美嘉もまた、「何を着たって自分は自分じゃん」というメッセージを言外に感じ取ったのではないでしょうか。今までは莉嘉が美嘉の背中を追いかけて前に進んできましたが、ここで美嘉は莉嘉から大切なことを学びました。

 

 

そして美嘉が臨んだ写真撮影。大人の女性の衣装を着つつも、ギャルふうのポーズをとる美嘉。マネージャー(?)は美嘉を注意しますが、現場のカメラマンは彼女の中に光るものを見つけた様子。その仕事を、美嘉は自分を曲げずに成功させました。

また、みりあは家庭で感じていたさみしさを乗り越えた様子でした。

 

 

 

 

 

今回の主役の3人には「悩みを相談できる人」「悩みを共有できる人」がいました。両方とも大切な存在だと思います。正直僕はこの回を見て、中盤の(問題が解決していない段階の)時点でものすごく安心しました。ああ、美嘉にも莉嘉にもみりあにも、悩み事を聞いてくれる人がいるんだ、よかったなあ、と。CPやその周りの人間同士がこういう関係を築いているのなら、今は辛い状況だけれど、それでもやっていけそうだ。そういう確信が持てました。

 

 

今回で3人が対等な位置に肩を並べたかなという感じがします。これからもお互いにいい影響を与えたり、助け合ったりしていける関係が続くといいですね。

 

 

 

 

自分が自分であるということ。自分を大切にするということ。

15話の楓回・16話のウサミン回でも一貫して語られてきたメッセージです。今後も、シンデレラ二期という物語を貫く背骨としてキーワードになる言葉なのではないでしょうか。

 

 

 

次回は「ほんの少しの勇気があなたの道を示す」。友人たちとは「智絵里回では!?」という話をしていましたが、次回予告ムービーが上がるまで何とも言えませんね……