アイマスPのあなたが今すぐ台湾公演のチケットを取るべき理由〈前編〉

こんばんは~てっちゃんです。

クリスマスは愛美さんと内田真礼さんの生誕祭を回してヘロヘロになり肺をいわしてインフルエンザになってぶっ倒れてたら終わりました。

 

さて、アイマス台湾公演のチケットが発売されてから少し経ちましたが、皆さんは台湾公演に興味はありませんか?

僕は早速チケットを購入し現地に行く気満々ですが、案外周りの人とは温度差があるような感じがします。

 

とりあえず出演者を見てみましょう。

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え、これだけの出演者がいるアイマスライブなのにチケットがまだ一般販売で買えるんですよ……? 行かない手は無いと思いますよ? もしかしたらLTPやLTHのまだ歌ったことのない曲を歌うかも知れませんし、765ASとシアターメンバーのアツいコラボもあるかも知れません。

実はそんなにお金もかからないんですよ。

 

という感じでいろいろ説明をすると周りの人も一転してチケットを買い始めたりするのを何人も見てきたので、今後の僕の勧誘活動の為にも今回は台湾公演参加に関しての説明を書き残しておきます。

 

 

チケットがご用意される

定例のライブ等では毎回のようにチケット争奪戦が繰り広げられますが、アイマス台湾ではそんなことはありません。まだチケットが余っています(12月27日現在)。

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↑選購と書いてあるエリアが残席のあるエリアです

 

FamiTicketに登録してボタンをクリックするだけでチケットがご用意されるのです。これって凄くないですか。

 

チケットは3500円から

国内でアイマスライブに参加しようとするとど~んな後方の席でも機材席でも大体9000円ちょっと取られますよね。台湾公演ではそんなことはありません。最安の学生席ですと1000台湾ドル(3600円程度)で行けます。学生じゃないよ~という方はB席、1500台湾ドル(5500円程度)から。

 

席を選べばめちゃくちゃ安いです。

 

台湾では日本語が通じる

外国だから……と不安に思う人もいるかもしれませんが、台湾では日本語が通じる場合が多いです。あくまで台北は、ですけど。でもライブ2日間参加して帰ってくる程度であれば全く難儀することはありません。

 

ホテルが安い

向こうではホテルが結構安いです。バックパッカー向けの小奇麗な宿だと3000円くらいからで予約できます。もちろんWi-Fiも使える所も多いですよ。そのあたりは日本とだいぶ感覚が違うかもしれません。

外食も安いですので、食事には困らないと思います。

 

チケット代3600円、ホテル3泊で10000円くらい、往復飛行機は3時間程度の短いフライトですのでLCCでも十分でしょう、それが20000円で最低35000円くらいあれば楽々行って帰って来られる計算になります。ここに食費やプリペイドSIM用の通信料なども加算されますが、4万円あればなんとかなる、というのは一つの目安になるのではないでしょうか。

 

 

パスポートがない!という方は追加で1万円くらい掛かってしまいますが、そのあたりはママにお願いしたりして何とかチャレンジしてみましょう。写真を撮って書類を書いて出して1週間も待てば受け取れます。

 

 

どうでしょう、ちょっと行きたくなってきませんか?

 

 

 

 

次回はチケットの買い方を説明したいと思います。

後編はこちら↓

9skmz.hatenablog.com

ホリプロ現場規制強化に思うこと

10月29日のスーパーアニイチで歌唱中の大橋彩香さんに向けて客席からサイリウムが投げ込まれるといった出来事から1か月が経った11月30日、ホリプロが今後主催する大木貢祐・大橋彩香木戸衣吹(every♥ing!)・田所あずさMachico山崎エリイ(every♥ing!)の公演でのペンライト使用を含め様々な行為が規制され話題となりました。

anime.vision

規制の要点を簡単にまとめると、

  • ペンライトやサイリウムの利用禁止
  • 「適切ではない大声を張り上げる、MIXなどの行為」禁止

 以上の二つが気になりますね。

 

実際、現場の雰囲気からすれば大橋彩香さんやevery♥ing!のイベントではペンライトやサイリウムといったいわゆる「光り物」を振ることは大いにアリだと思いますし、もし無くなったら……と考えると寂しいと感じざるを得ません。

また、「適切ではない大声」とぼかしてある点にはホリプロの迷いが見える気がしますし、過去、every♥ing!の現場でもMIXや口上が受け入れられていた時期があるということも聞きます。

 

「事件」が発生したために規制を強化するのはある意味では当然のことかもしれませんが、ファンの間では一部の軽率な行動が全体の楽しみを奪う、との声もかなり聞こえてきました。

果たしてこの基準を定めたのは誰のためなのでしょうか。

 

 

ライブのレギュレーションには大きく分けて2段階の意味があると考えています。

一つはイベントを事故等を起こさず円滑に、安全に運営するため。ダイブ・モッシュ・リフトの規制などはこちらの目的が強いでしょう。光り物規制もこちらに入るかと思われます。

 

もう一つは、来場者がなるべく均等に楽しみを享受できるようにするため。

こちらの目的を達成するために制定されるレギュレーションとして、大声やMIXの禁止が挙げられるのではないでしょうか。

 

www.buzzfeed.com

 

僕がTwitterでリンクを投稿したらバズっていた記事ですが、こちらが状況をかなり分かりやすく纏めてあると思います。細かいところに突っ込んだら結構事実と違う部分もあるんだけど、そこは枝葉末節ということで目をつぶっていただけると幸いです。本当のことばっかじゃないけど、大方の流れは捉えられてますよということで参考に。

 

こちらを読むと、「アイドル文化の流入」が声優現場を変質させつつある、というように読み取れます。オタ芸、口上やMIX、イェッタイガー等の一部の特殊なコールなどはもともとアイドル文化圏発祥のものでしょうし、アイドル文化が流入したことにより声優現場が変質しているということは確かでしょう。

 

もともと声優文化圏にいたファンからしてみればかなり異質な新規要素と受け止められがちなアイドル文化ですが、それがある程度声優現場に根付いていることから考えると、そこにもやはり”楽しさ”というものが少なからず存在しているからこそ声優現場に異文化が流入しているのではないでしょうか。

 

その”楽しさ”をよりも旧来の声優現場の雰囲気を楽しみたい人たちと、アイドル文化を楽しみたい人たちの間で摩擦が起きているのが最近の声優現場です。

 

ただ、新しい楽しさを持ち込みたいからと言ってサイリウムを投げたり身内で勝手に盛り上がってやんちゃをするのは違いますよね。少し前にはアニワラで生の鯖を振って刑事訴訟まで持ち込まれたオタクもいましたが、やはり他人に確実に危害を与え、そして傍目に見ても十中八九「つまらない」「意味が分からない」と言われる身内ネタを現場でやって帰っていくのは迷惑でしかありません。

 

この辺りは現場にいて欲しくないオタクということで誰もが共通認識を抱いていると思います。

 

 

 

ただ逆に、旧来の声優現場の雰囲気を楽しみたい人たちに対して、若い世代が反感を抱いているのも事実です。曲の雰囲気に合わないコール(フワフワ通常コール)、MC中に泣く演者に向かって大声を掛ける(がんばれー!!!(クソデカ大声)(独り言))、等の行為がやり玉に挙げられるのはもはやライブ前・ライブ後の風物詩となっています。

 

 

 

 僕自身の考えから言えば、声優現場は様々なジャンルの音楽が提供される場であり、画一的に楽しみ方を定める必要はないのではないかと思っています。ロックバンドのライブのようにモッシュがあってもいいと思うし、アイドルのライブのようにMIXや口上が入ってもいいと思う。色々な雰囲気を「声優」というくくりの中で楽しめたらいいな、というのが僕の考えです。

 

 

だからこそ、今までアイドルのような売り方をしてきた声優、ロックシンガーのような売り方をしてきた声優、色々な声優がいるホリプロ現場で画一的なルールがファンを縛ってしまうことに関して残念に思っています。

「事件」が起きてから1か月の間にホリプロも規制の内容に関して悩んだからこそこのタイミングで発表があったのではないでしょうか。この内容がベストという訳ではないと思うので、その場の雰囲気を壊さぬような、安全と観客の楽しみ両方を保障できるようなルールを探して行ってもらいたいなあ、というのが所感でした。

オタクを「外」に連れ出した女性声優

先日、雨で客が少なくて凄く暇だったので、バイト先で掃除しながら考えていたことを書いておきます。

 

僕がオタクになったのは大体小~中学生くらいの時だったと記憶していますが、そのころは特にニコニコ動画ラノベといった媒体から情報を得ていた気がします。それプラステレビアニメはハルヒとかハヤごととか。

 

当時のオタク少なくとも僕の周りの)は今のオタクとやはり毛色が違って、端的に言えばステレオタイプなオタク像に近かったのではないかな~と思い返しています。熟語で言えば「二次専」というか、「現実よりアニメの中の世界のほうが素晴らしい!」みたいな、いかにもイタいオタク。

現実世界に見切りをつけて、アニメに熱中している俺たちのほうが正しくて、現実の女なんかに現を抜かす人間は俺たちより劣っている。みたいな選民思想を持っているような。これはまあオーバーな言い方ですが、少なからずそのような考えに陥った人もいるのではないかなーと思います。

当時のラノベやアニメの中でもそういった主人公が称揚されたりといった流れもあったような覚えがあります。

ちょっと前まではアニメオタクは全体的にAKBが嫌いだったじゃないですか。今もそうですけど、アニメやラノベ原作の実写化を毛嫌いしたりとかいったこともありました。

 

とにかく3次元に対する免疫が発動した痛々しいオタクがそこには多かったような気がします。「リア充」を疎み、オタク同士のコミュニティの中で生きているオタクが殆どだった。

 

 

しかし、今になって辺りを見回すとちょっと状況は変わってきています。まず一つ挙げられるのが若手声優ブーム。椎名へきる林原めぐみ國府田マリ子、……昔から人気声優というものは存在していたと思いますが、今はその市場の規模が違うと思います。誰も彼もがアイドル化して、舞台上で歌ったり踊ったりが当たり前になりつつある。

そんな中で、オタク自身はとっくに「二次専」から脱しているのではないでしょうか。

女性声優に憧れを抱き、好意を寄せ、応援をするオタク達はもはや二次専とは呼べないと思いますし、そして一部の領域では女性声優がアイドル化することにより本来のアイドルとの境界が限りなく薄く(そして部分によってはダブって)なっていることもまた現実であり、以前のようにAKBを目の敵にする、という風潮もだいぶ薄まっている気がします。声優ではなくアイドルがアニメの主題歌を歌ったり(A応P、Luce Twinkle Wink☆等)、アイドルがアニメに声を当てたり(夢色アドレセンスの荻野可鈴)しているということも事実であります。

 

 

近年の声優ブームの功績として、これらの事象に表されるように「オタクを外に連れ出した」ことが挙げられるのではないでしょうか。恋慕や憧れの対象が3次元女性に移ったことにより、「自分の外見に気を遣う」流れもまた強くなったような気がします。

その結果、例えば現場で見つけたダサい・子供っぽい服装をしたオタクをTwitterで晒したりネタにしたり……ということも行われたり(僕も面白がっている人なのでここではその是非は論じません)しているのは面白いですよね。ちょっと前まではオタクといえば全員ウンチみたいなものだったのに、その中での格差が目に見える形になってくる。

 

もちろん、声優ブームというもの自体オタクの中ではほんの一つの流れなのかもしれませんが、その中では着実にオタクの社会性の変化が出ているのではないかということを考えています。

 

すごく抽象的な文章ですが、最近僕が考えたことを記しておきました。

オタクバッグを作る

バックパックの甲の部分にキャラクターのイラストとか、ステッカーとかを貼り付けて辺り一帯に見せつけてイキり散らかすためのカバンがあるじゃないですか。女オタさんはよく使ってますよね。こういうの。

 

 

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で、一部の男オタクでもこういうのを自作するのが好きな人がいて、ちょっとそれに興味を持ったので自分も作ることにしました。完全に時勢の流れに取り残されている気がするけど。

ちょっと前は「オタクプロ」って呼ばれてるカバンがよく使われてたみたいですね。オタク版メッセンジャーバッグプロ、なのでオタクプロ。メッセンジャーバッグなのでビニールのような素材でできていて完全防水らしい。

 

ORTLIEB(オルトリーブ) メッセンジャーバッグ プロ ブラック 30L メッセンジャーバッグ F2201 F2201

ORTLIEB(オルトリーブ) メッセンジャーバッグ プロ ブラック 30L メッセンジャーバッグ F2201 F2201

 

 

イベント会場で見たことのある人もいるのではないでしょうか。ゴツい上に黒光りしているので威圧感があります。威圧感は印象だけでなく、肩の張り出しの部分が人ごみを歩くと周りにぶつかりまくるらしく物理的な制圧力も兼ね備えているモデルのようです。

 

今は少し選択肢が広がったようで、SAGからも同じようなアイテムが売り出されています。

 

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SAGLiFE ONLINE STORE / AIR FORCE II

 

こちらは布製なので防水ではありませんが、フロントのジッパーやサイドジッパーが付いており荷物を取り出すのが楽です。

 

旧世代モデルのピンクならお安いですね。

 

 

最近はWEGOでも男性に似合うバックパックが出ているらしい。

 

gocart.jp

 

 

さて、現在オタクバッグを作るとすればこの4種類の選択肢になると思いますが、僕は利便性とデザインの好みでSAGのAIRFOECE IIを使うことにしました。ちょっと高いですけど……。

 

SAGのポケットのサイズはB4横ノビ程度のサイズなので、B4のステッカーボードを制作します。

 

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下地は100均のPPシート。ザラザラした素材なのでステッカーの貼り直しが(多少)効きます。その上にステッカー自家印刷用紙を使って制作したステッカーを貼り、

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こちらのクリアポケットで保護します。

 

 

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もともとのPPシートのサイズがかなり大きいのでB4サイズにカット。

 

ステッカーの自家製作キットには用紙と保護フィルムが入っています。

用紙に印刷し、その上に手で保護フィルムを貼って好きな形にカットしてステッカーの完成。保護フィルムを貼る際に埃や気泡が入らないように注意しましょう。まあ埃は消えませんが、ちょっとの気泡なら放っておけば消えるのでそこまで神経質にならなくてもいいかもしれませんね。

 

PPシートが108円、クリアポケットも108円、用紙が700円程度でした。

インクジェットプリンターさえ自由に使えれば総製作費は1000円で収まります。

もちろん保護フィルムなしの安い用紙でもいいと思いますが、一度制作したらしばらく使うものであること、外で使うために耐久性が欲しいことを考えるとこの際に用紙に多少お金をかけてもいいのでは。

 

 

 

 そして完成したのがこちら。イラレとフォトショで作成・加工したデータをステッカーにしています。

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これをSAGのポケットに入れて、

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オタクSAGの完成です。これで明日から街中でオラつくことが出来るようになりました。

ちょっとしたモノづくりとしても楽しめましたし、皆さんもぜひチャレンジしてみるといいのではないでしょうか。

 

それでは。

シンデレラ達は、また新しい物語の階段を駆け上る。――シンデレラガールズ4thライブ神戸公演に寄せて

ハイファイ☆デイズを80枚購入してCD先行に応募してすべて落としたり、身内に頼みまくって160口以上Web先行で応募したのに3口しか当たらなかったり、一般空売りに翻弄されたりと散々な状態からチケットを何とか用意したシンデレラ4thライブでしたが、無事神戸公演2日間が終わりました。正直前述のめちゃくちゃな出来事のせいでアイマスに対するモチベーションがかなり下がっていたのも事実ではありますが、そんな中でも神戸公演の内容は面白く感じられるものだったと思います。相変わらずコロムビアコロムビアの川崎は憎たらしいけど。

 

 

さて、神戸公演は「Starlight Castle」の名を冠してソーシャルゲームアイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」を題材に作り上げられたライブでしたが、まず今回の4thライブの大きな課題として「アニメが終わった後のシンデレラガールズをどう展開させていくか」というものがあったと思います。そして、各公演ではその答えを見せてほしい。観客としての僕の期待がそこにありました。

 

結論から言えば、今回の神戸公演ではしっかりとその答えが示されていました。昨年の9月からスタートしたデレステですが、今回はそのゲームの目玉といっても過言ではない「3Dキャラが踊る」という要素をうまくライブ演出に組み込んでいた点が特に素晴らしかったです。現実では声優がステージ上でパフォーマンスをしながら、キャラクターも一緒に舞台に立つ。これには目を惹きつけられました。 

また、炎陣の5人などの新参組にもしっかりと見せ場が用意されていた点。ここからも「シンデレラはアニメ組だけじゃないぞ」という気合が感じられました。

要は、アニメだけでは終わらせない、シンデレラガールズにはこれからの可能性があるんだぞということを見せつけてくれたライブだったのかな、と。

 

これからのシンデレラガールズに期待させてくれる良いライブだったと思います。