オタクバッグを作る

バックパックの甲の部分にキャラクターのイラストとか、ステッカーとかを貼り付けて辺り一帯に見せつけてイキり散らかすためのカバンがあるじゃないですか。女オタさんはよく使ってますよね。こういうの。

 

 

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で、一部の男オタクでもこういうのを自作するのが好きな人がいて、ちょっとそれに興味を持ったので自分も作ることにしました。完全に時勢の流れに取り残されている気がするけど。

ちょっと前は「オタクプロ」って呼ばれてるカバンがよく使われてたみたいですね。オタク版メッセンジャーバッグプロ、なのでオタクプロ。メッセンジャーバッグなのでビニールのような素材でできていて完全防水らしい。

 

ORTLIEB(オルトリーブ) メッセンジャーバッグ プロ ブラック 30L メッセンジャーバッグ F2201 F2201

ORTLIEB(オルトリーブ) メッセンジャーバッグ プロ ブラック 30L メッセンジャーバッグ F2201 F2201

 

 

イベント会場で見たことのある人もいるのではないでしょうか。ゴツい上に黒光りしているので威圧感があります。威圧感は印象だけでなく、肩の張り出しの部分が人ごみを歩くと周りにぶつかりまくるらしく物理的な制圧力も兼ね備えているモデルのようです。

 

今は少し選択肢が広がったようで、SAGからも同じようなアイテムが売り出されています。

 

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SAGLiFE ONLINE STORE / AIR FORCE II

 

こちらは布製なので防水ではありませんが、フロントのジッパーやサイドジッパーが付いており荷物を取り出すのが楽です。

 

旧世代モデルのピンクならお安いですね。

 

 

最近はWEGOでも男性に似合うバックパックが出ているらしい。

 

gocart.jp

 

 

さて、現在オタクバッグを作るとすればこの4種類の選択肢になると思いますが、僕は利便性とデザインの好みでSAGのAIRFOECE IIを使うことにしました。ちょっと高いですけど……。

 

SAGのポケットのサイズはB4横ノビ程度のサイズなので、B4のステッカーボードを制作します。

 

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下地は100均のPPシート。ザラザラした素材なのでステッカーの貼り直しが(多少)効きます。その上にステッカー自家印刷用紙を使って制作したステッカーを貼り、

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こちらのクリアポケットで保護します。

 

 

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もともとのPPシートのサイズがかなり大きいのでB4サイズにカット。

 

ステッカーの自家製作キットには用紙と保護フィルムが入っています。

用紙に印刷し、その上に手で保護フィルムを貼って好きな形にカットしてステッカーの完成。保護フィルムを貼る際に埃や気泡が入らないように注意しましょう。まあ埃は消えませんが、ちょっとの気泡なら放っておけば消えるのでそこまで神経質にならなくてもいいかもしれませんね。

 

PPシートが108円、クリアポケットも108円、用紙が700円程度でした。

インクジェットプリンターさえ自由に使えれば総製作費は1000円で収まります。

もちろん保護フィルムなしの安い用紙でもいいと思いますが、一度制作したらしばらく使うものであること、外で使うために耐久性が欲しいことを考えるとこの際に用紙に多少お金をかけてもいいのでは。

 

 

 

 そして完成したのがこちら。イラレとフォトショで作成・加工したデータをステッカーにしています。

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これをSAGのポケットに入れて、

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オタクSAGの完成です。これで明日から街中でオラつくことが出来るようになりました。

ちょっとしたモノづくりとしても楽しめましたし、皆さんもぜひチャレンジしてみるといいのではないでしょうか。

 

それでは。