GoProキラー!? 4K30fps撮影も可能な中華アクションカム・YI 4Kを買ってみました。

アクションカムが欲しくなってしまったので、色々と調べてみたところ、最近はカメラでも中華メーカーの台頭が進み始めているようで、安価で高性能だという評判のある機種がちらほら見つかるようになりました。

YouTubeなどで画質比較動画を見たりもしましたが、一番コスパが良さそうだったのが「YI 4K」です。

www.yitechnology.jp



目次

 
 
 
 

YI 4K スペック紹介

まずはお値段ですが、Amazonで14,999円でした(2019年3月7日現在)。


YI 4K アクションカメラ スポーツカメラ ウェアラブルカメラ 155°広角レンズ JP版 オリジナル正規品 黒 90049




アクションカムといえばGoProが有名ですが、過去モデルのHero5でも3万円台前半ですから、値段だけで見ればかなりのお得感がありますね。


その他のスペックは以下の通り。

レンズ F2.8 画角155°
レンズ構成 7枚
電子手ブレ補正 対応
最高画質 4K 30fps
イメージセンサー SONY IMX377
集音マイク デュアル・ステレオマイク
バッテリー 1400mAh リチウムイオン電池
撮影可能時間(4K画質) 120分
画面 2.19インチタッチパネル
WiFi Broadcom BCM43340 IEEE802.11a/b/g/n 2.4GHz/5GHz
起動速度 3秒

※いずれもメーカー公表数値より

まず驚きなのが画質と価格のコスパです。
先程もお伝えしましたが、他社製品で4K画質での記録が可能なアクションカムを買おうとしても、2万円台のものでさえほとんど売られておらず、主要製品は3万円台からのラインナップとなっています。
この価格の差がYI 4Kの一番の強みではないでしょうか。


開封レビュー

さて、実際に注文して、届いたときの品物の様子をご紹介しましょう。

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中華製のアクションカムといえば、防水ケースや雲台やミニ三脚やケーブル類がゴチャゴチャ付属しており、箱も巨大なポーチだったりするのですが、YI 4Kはそんなことはなく、小柄な艶消しの紙製BOXに入っているだけです。

開けるとこんな感じ。いきなり製品とご対面。

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カメラ本体を取り出してみます。

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球面レンズが鏡筒から少し飛び出しているので、レンズを下向きにして机に置いてしまうとレンズが傷ついてしまいます。気を付けたほうが良いですね。

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箱の中身はこんな感じ。

  • バッテリー
  • microUSBケーブル
  • 取扱説明書
  • 保証書
  • おまけステッカー

ステッカーが同梱されているあたりどんだけ林檎リスペクトなんだと思いちょっと引きますが、使わないので気にしないことにします。
必要最低限ですね。ちなみに、同梱のmicroUSBケーブルは小指くらいの長さしか無いのでマジで何に使えるのかわかりません。余裕のある長さのものを別に用意したほうが良いです。

早速電源を入れると……

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チュートリアルが始まります。言語をセットアップすると(難しくない)、ちゃんと日本語で操作案内をしてくれる親切設計です。
小型化のために極力物理ボタンを排除してあるUIですからこれはありがたいですね。


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チュートリアルが終わると早速撮影可能に。あ、メディアを入れてなかった。


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64GBまでのmicroSDカードに対応しています。
バッテリー差込口の蓋を開けて、この向きでカードの表側が上に向くように差し込みます。
爪でググッと奥まで入れ込むと、カチッと音がするようになっています。
公式から推奨メーカーの案内が出ていますので、その中にあるモデルを買えば動作に関しては心配する必要はないでしょう。


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撮影モードはこんな感じで選択します。静止画は、動画よりも魚眼っぽく撮れるみたいです。

USBケーブルはこんな感じで側面に差し込むことができます。

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写ってないんですけど、ケーブルソケットのフタが超邪魔です…………
そのうち千切れてどっか行きそうです。いらないからいいか。

あと、底部につけてあるのはゴリラポッド(↓こういうやつ)のクイックアタッチメントです。
つける向きを工夫しないと電池蓋に引っかかって開かなくなるので、横向きにつけたほうが良いでしょう。


JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド オリジナル ブラック/チャコール 014100

WiFi接続を利用して、スマートフォンと連動させることも可能です。

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画面フィルムがバキバキでスマン。
スマートフォンにYI公式アプリをダウンロードしてペアリングすると、スマートフォンで画角のプレビュー・撮影開始/終了操作、さらには動画のインポート・編集までできるようです。

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地味に凄くない?

動画撮影機能の実力やいかに?

さて、この商品の強みはこの低価格で4K映像が撮影可能なことです。

しかし、いくら画素数が多かったとしても、実際に撮影された映像が汚くては意味がありません。
YI 4Kで撮影された映像を用意しましたので、見てみましょう。

youtu.be


どうでしょうか。見やすく綺麗な映像が収録できています。
値段だけでなく、質もなかなかのものです。



ここで一つだけ注意点があるのですが、電子手ブレ補正機能が使えるのは2.7K画質(2704×2032)までです。
4K映像の場合、電子手ブレ補正は無効となりますのでお気をつけを。

2.7K画質での電子手ブレ補正ONの状態ではこんな感じの動画が撮影できます。

youtu.be


本体に搭載された加速度センサによりブレ補正がされており、だいぶ見やすくなったかと思います。
動きのある映像では、この画質が一番活躍しそうですね。



おまけ

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公式サイトではGoProに真っ向からケンカふっかけに行ってます。
日本だと比較広告ってあんまり見ないから新鮮です。





さて、今回は手頃な価格で4K撮影が可能な「YI 4K」を紹介してみました。
これから車載動画の撮影などに活用してみたいと思います。

興味のある方はぜひお買い求めになってみてはいかがでしょうか?

JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド オリジナル ブラック/チャコール 012359

JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド オリジナル ブラック/チャコール 012359